STAFF BLOG
少々御無沙汰しております。
いつもHPをご覧いただきありがとうございます。
大原建築研究室の大原(室長)です。
大規模リフォームが始まりましたのでご紹介いたします。
昨年末に東京にお住まいの娘さん(Sさん)から山梨の実家のリフォームの御相談を頂きました。
Sさんご家族は、以前よりTV番組「大改造ビフォーアフター」のファンでよく番組を見ていたそうです。
いざ、自分の実家をリフォームする時になったのでネットで「匠」を検索して
山梨に住む私を探し出して頂いたとのことでした。
8年も前のお話なので、「TVとぜんぜん違うじゃん!」
と言われそうで若干恥ずかしかったですが、
とても嬉しかったです。ありがとうございました。
早速現地を拝見させて頂きましたところ・・・やはり(汗)。
案の定!一筋縄ではいかないもの・・・でした。
対象建物は、先祖代々続く薬局との併用住宅で、
なんとRC(鉄筋コンクリート)と木造の混構造でした。
それも、増改築を何回か行い、かなり複雑なものになっていました。
また古くからの商店街の一角にあるので3方を隣家に囲まれていて、
工事もままならないような状況・・・。
その上、増築した木造の二階にある寝室は、
一旦バルコニーから外に出ないと入れないという不思議な構造。うむむ。。。
これぞ、まさしく、数年前にどこかで拝見したものによく似た状況・・・でした。
そこで
今回のリフォームの課題は、
①店舗の用途を調剤薬局優先にシフトし、老朽化した店舗(薬局)のリファイン
②限られた1階のスペースに寝室を確保
③物であふれた居住スペースの整理と暖かく快適な住まい。
④建物の補強
です。
内容が盛りだくさんなのでまずは、薬局のビフォーからご紹介します。
調剤室はお薬がたくさん並んでいますが、棚の上に更に積まれていて
まだ棚が足りない様子ですね。
40年以上前?の設計段階では、
ディスプレーのために薬局の店舗スペースをかなり広く設定したご様子ですが、
郊外型の大型薬局があちこちに進出してきたため、スペースをもてあましているようです。
と、ビフォーはこんな感じです。
1期工事の薬局はGW前には完成してしまうので、
それまでには近々計画案をご紹介いたしますので
こうご期待ください。
その次に住宅のビフォー⇒住宅アフターとご紹介する予定です。
では。では。