小さな住まいで、大きく暮らす UNITE(ユニテ)|[設計・施工]株式会社SHOEI 一級建築士事務所 architecture + design building

暮らしの心地よさは、何から感じるのでしょう?

小さな住まいと聞くと、とても狭く、窮屈な暮らししかできないように思うかもしれません。
でも、住まいの「大きい・小さい」それだけが暮らしの心地よさを決めるのでしょうか。

暮らし方や住まいのしつらえ、中から眺める景色、窓から差し込む光や季節ごとの風・・・
それらが相まって、「気持ちがいい」 「きれいだな」 「落ち着く」と心地よさを感じるのです。

1.無駄なく、シンプルに暮らしたら、楽しいがだんだん増えていく 小さな住まいの暮らし方

小さな住まいは、自分の感性や価値観・好きなこと・生活スタイルにフィットした暮らしを楽しむ住まいです。
小さいからといって、暮らし方を我慢するのではありません。

限られたスペースを余すとこなく、自分の暮らしにとって必要なもの、本質的に大切なものにあてがう・・・
そうすると自然に無駄はなくなり、シンプルに自分らしい暮らしになってゆく。

住まいが小さい分、贅沢な広さはない。
だから自分の生活スタイルにフィットするようによーく考えて住まいをつくる。
すると動線にも無駄がなくなる。

自然と無駄を引き算してみたら、家族との時間をより楽しむことができたり、自分の好きなことをする時間や気持ちの余裕が足し算になっている。

そんな楽しさも豊かさも大きくなる暮らし方ができるのです。

2.静かに一人で、仲良く家族と、好きな居場所はどこですか? 小さな住まいの心地いい居場所

小さな住まいは、住まい全体がひと繋がりの空間です。
そして空間のすべてが家族みんなの居場所です。

一人ひとりが居心地のいい居場所を見つけたり、みんなが集まってきたり・・・
間取りや部屋という形態で個々の居場所をつくるのでなく、自然と心地よいと思う場所が、自分の居場所になっていくのです。

でも、時にはちょっと一人になりたい時もあるでしょう。
その時は、ひと繋がりの空間を仕切ってみる。
小さな住まいは、プランをシンプルにすることで、空間にゆとりや可能性を持たせています。
こうすることで家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて、いろいろなカタチで家族の居場所を作ることもできるのです。

10年後、20年後は、どんな居場所ができているでしょう?
きっと暮らす楽しさも大きくなります。

3.近づいたり、離れたり...家族みんなの心地よいキョリ。 小さな住まいの中でのキョリ感

小さい住まいには、家族をいつも感じられる‘程よいキョリ感’があります。

家族の気配が部屋によって分断されるのではなく、ひと繋ぎの空間が家族を近くします。
住まいの中で、個々に心地よい場所で自由に過ごしていても、ふと気づくといつも家族が寄り添っているような、そんなキョリ感が生まれます。

でも、家族の成長は時に‘キョリを取りたい’と思わせることもあるでしょう。
その時も、家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて、少し離れた‘程よいキョリ感’をつくることができます。

‘程よいキョリ感’は、家族の気配や心地よい、楽しい、おいしいなどの生活の中で感じる感覚を共有できる心地よいキョリ感。
小さな住まいには、家族の分だけ共有できるものがたくさんつまっています。

4.季節や自然とひとつになる。 小さな住まいの外とのキョリ感

住まいは小さい、だから大きな窓で光や風や緑をたっぷり取り込む。

「外の緑がきれいだね」と季節や自然に、こちらから歩み寄るようなごくごく自然なキョリ感が生まれ、
中と外が繋がったような広がりが生まれます。

住まい自体がひとつに繋がった空間だから、どこにいても見渡す先には緑を感じ、住まい全体で自然を感じ、
《そよ風》で1年を通して自然の恩恵にあずかる。

季節や自然を感じるだけでなく住まい全体で感じるキョリ感は、小さな住まいに、大きな広がりを与えているのです。

5.建てることよりも、暮らすことが楽しくなる。 小さな住まいのやさしいところ

小さな住まいそのものが、省エネ・省資源です。

住んでからの光熱エネルギーも少なく、《そよ風》を使うことで暖房機器の使用もごくわずか。
高性能の温熱環境でランニングコストを抑えられる。
建てるのに使う建材も少ないので、建築コスト自体も抑えることができます。

住まいのローンは必然的にかかってしまう。
だから普段の暮らしの中で家計にやさしくあることは、たくさんの負担をなくすのです。

住まい自体が無駄なく、シンプルに。
小さな住まいで暮らすことが住まう人や環境のことを大きく考えた、やさしい暮らし方になっているのです。

6.時を経るほど美しい。時を経るほど、心地よい住まい。 小さな住まいの永く住み繋げるわけ

住まいは、20年、30年で寿命を迎えるのではなく、たとえ住まう人が変わっても
永く愛着を持って暮らしていけるものであってほしいと思っています。

そのためには、まず構造計算により地震に強く耐久性のある基礎と躯体にし、永く住める構造。
そして、そこに住まう人に合わせた暮らし方ができるようプランはシンプルで、空間はゆとりと可変に対応するものに。
シンプルさの中にも細かな部分まで美しいデザインで丁寧に造りこみ、永く住む程に味わいも愛着も増すものであることを大切にしています。

永く住み繋ぐためには、維持・管理の容易さも大事なことです。
小さいので掃除も楽にできる。
住まい全体に目が行き届き、痛んでいる部分があれば目に付くから補修する。
良い状態で住み繋ぐためのアフターメンテナンスもしっかり行います。

小さな住まいには、大きな安心がいっぱい。
だから永く住み繋げるのです。